玄米効果!!玄米が健康にいいと言われる理由
玄米には、健康にいいと言われるような効果が多くあります。
今回は、玄米に含まれる栄養や成分がどう健康にいいのか、
「玄米の効果」について解説していきます。
・玄米に含まれる豊富な栄養や成分
玄米には、糠という皮が残っている為白米よりも多くの栄養や成分が一緒に残っています。
ニンジンやぶどうも皮に栄養が一番ある!みたいに言われていますよね。
玄米も実はそうなのです。
ここでは特に白米に比べて多く含まれている栄養を説明します。
玄米に含まれる栄養について詳しくは:玄米大事典「玄米の栄養について」
1.ビタミン
玄米の糠には、ビタミンB郡が多く含まれています。
ビタミンBは、食べ物が分解された成分を吸収する助け、
食べ物をエネルギーに変える為に必要不可欠なビタミンです。
また、葉酸(ビタミンB9)のように血を作るために必要なビタミンや
ナイシアン(ビタミンB3)といった酵素を補助するビタミンが豊富に含まれています。
これらのビタミンは白米の数倍含まれているのですが、
糠に含まれている成分なのでそもそも取ってしまった白米と比べるのはおかしいかもしれません。
ビタミンの摂取を主食からサポートしてくれる玄米の効果です。
玄米のビタミンやミネラルについて詳しくは:玄米大事典「玄米のビタミン、ミネラルってどんな物?」
2.ミネラル
ミネラルは、カリウムやマグネシウム、リンが白米より特に多いです。
お漬物、味噌、醤油、日本人は大好きですよね。
もちろん私も大好きです。
しかし、日本食は塩分が多くなりがちです。
皆さんも心当たりがあるのではないでしょうか?
それらに含まれる塩(ナトリウム)を体から出す浸透圧にはカリウムが必要不可欠です。
ただし、カリウムやリンは一部腎臓疾患を持たれている方には注意が必要です。
玄米のビタミンやミネラルについて詳しくは:玄米大事典「玄米のビタミン、ミネラルってどんな物?」
3.食物繊維
玄米の効果で体感的に一番感じる事が出来る部分は、
おそらくこの食物繊維を取ることによる腸の働きだと思います。
食物繊維は、消化されずに腸に届いて便秘改善などを期待され長い間話題になっていますよね。
腸に届いた食物繊維は、水を含んで便の体積を物理的に大きくしてくれます。
すると腸を刺激し排便を促し、水を含む性質上便を柔らかくしてくれます。
食物繊維を意識して取るのではなく主食として増やせるのが玄米食のいいところですね。
玄米の整腸効果について詳しくは:玄米大事典「玄米には整腸作用があるの?」
4.γ-オリザノール
米糠や米油に含まれている成分で、コレステロールの吸収や低下させる効果があるとされています。
また自律神経系を整えてくれる作用があるとされています。
・玄米の弱点
素晴らしい効果が多い玄米にもデメリット、弱点が存在します。
1.噛まなければいけない
豊富な栄養や食物繊維は、結局は糠に含まれている物です。
そこが玄米の最大の利点であり、最大の弱点でもあります。
皮が残っている玄米は、白米に比べて噛む回数が多くなります。
また白米よりも水が浸透しにくい為、炊飯に失敗すると固く炊きあがってしまいます。
噛む回数やあまりにも固く炊き上げてしまうと消化不良や便秘の原因になってしまいます。
※玄米だけではなく食物繊維は水を吸収しますのでお水を多く取るのが重要です。
玄米の消化について詳しくは:玄米大事典「玄米は消化に悪い!?」
2.食感に皮が残る
食味についても白米と違ってプチプチとした食感がします。
私達はこれを心地よく感じてはいますが異物感と捉える方もいらっしゃるかもしれません。
また初めて玄米を食べる方は、最初想像以上に存在感のある皮の食感に驚くかもしれません。
正直白米と違って噛んでいっても皮は食感として残りますし、炊き方での工夫が必要になってきます。
3.炊くのに一手間必要
ハッキリいいます。
玄米は白米より炊く工程が多くお手軽さでは負けます。
どうしても炊飯器の進化は白米に寄っていますし、
玄米は無洗米化も中々難しいです。
皮がありますので水を吸わせる為に表面に傷を付けないといけませんし、
吸水も遅いので長い時間浸漬させる必要があります。
ですのでお手軽にいつでもスピーディと言った「ファストフード」的な観点からすると真逆な「スローフード」と言えるでしょう。
玄米を美味しく炊く方法について詳しくは:玄米大事典「美味しい玄米の炊き方」
水を含ませるコツについて詳しくは:玄米大事典「玄米の浸水時間は何時間必要?」「ポイントは拝む事!?美味しい玄米を炊くコツ」
・まとめ
そんな弱点もありながらも栄養や健康に関心のあるお客様に長らく愛されています。
玄米のマイセンでは、玄米大事典を通して少しでも玄米食のサポートになればと思い情報を提供しています。
私達もメリットもデメリットも解説いたしますので、
玄米に「まずい」「固い」「ぱさぱさ」「怖い」といったマイナスイメージがある事も事実です。
玄米大事典でもそんなマイナスイメージ解消のサポートとして、様々な題材を扱っています。
そんな先入観をなくし、残留農薬検査を通して安心安全な玄米を「マイセン」は提供し続けていきます。