玄米のビタミン、ミネラルってどんな物?
・玄米に入ってるビタミンやミネラルについて知ろう!
以前ご紹介しました玄米大事典「玄米の栄養について」では、
玄米に含まれているたくさんの栄養素についてご紹介いたしました。
その中でも日常で過ごしていく中でよく耳にするビタミンやミネラルについてご紹介したいと思います。
・ビタミンってどういう物なの?効能は?
普段よく聞くビタミンを皆さんはどういう物か知っていますでしょうか?
ビタミンとは、体の機能を正常に保つために必要な有機化合物のことを指します。
これらの物質は体内で作ることが出来ないため、食物で摂取する必要があります。
つまり体では作れないから食物で補おう!と言うことですね。
最近では、サプリメント等で補助的に摂取される方も増えてきました。
・主に含まれるビタミンたち
これらビタミンの多くは玄米内に酵素タンパク質として含まれています。
その酵素タンパク質は、調理加工や胃酸で分解され体に消化器官を通して吸収されていきます。
またビタミンB群は水溶性ビタミンであるため、体に必要な量を越えた場合は尿として体外に排出されます。
同じ水溶性ビタミンとしてはビタミンCが該当します。
白米よりも多い玄米を摂取した事により過剰摂取になってしまうと言った心配は考えにくいとされています。
逆に玄米に含まれていない脂溶性ビタミンであるビタミンA、D、E、Kは水に溶けません。
これらのビタミンは主に脂肪組織や肝臓に蓄積されます。
もちろん脂溶生ビタミンも体の機能を正常に保つために必要ですが過剰摂取には気をつける必要があります。
といったように玄米に含まれているビタミンはビタミンB群ということになります。
玄米に含まれているビタミン群は、主に糖質や脂肪酸の代謝や補助する効能があります。
また葉酸にはビタミンB12と共に赤血球を成熟させる効能があります。
どのビタミンも体にとって大切な代謝や代謝を助ける効能であるため玄米と共にバランスよく栄養を摂取することが大切だと考えられますね。
・ビタミンを活用するには?
ビタミンB12が多い食品は、しじみやあさり、海苔といった古くからご飯のお供として愛用されて来た佃煮の素材や肉、魚、卵のような主菜に採用されるような食材にも含まれています。
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脂質や糖質の多い食事に玄米を合わせ代謝の補助に活用したり、ビタミンB12が多く含まれる食品に玄米を合わせ赤血球の成熟に活用するような利用方法が玄米から得られるビタミン群を意識した食生活につながるのではないでしょうか。
・ミネラルってどういう物なの?効能は?
天然水の謳い文句やサプリメントなのでミネラルという言葉をよく聞くと思います。
では玄米に含まれているミネラルはどういった物なのでしょうか。
まずミネラルとは体を構成している酵素、炭素、水素、窒素の主要な四元素以外のものを言います。
ミネラルも体内では作り出すことが出来ないためビタミン同様に食物で摂取する必要があります。
・主に含まれるミネラルたち
カリウムは日本人が取りすぎているとされているナトリウムを排出する浸透圧操作に必要なミネラルとされています。
カリウムの摂取量を増やすことでナトリウムの尿中排出を促すことができると言われています。
さらにマグネシウムやリン、マンガンは骨や歯に関係しているミネラルで特にマグネシウム、リンはカルシウムと共に骨や歯を形成しています。
骨や歯と聞くとカルシウムがまず思いつくかもしれませんがマグネシウムやリンも必要なミネラルになっています。
通常の生活で不足するケースは少ないとされていますが、
マグネシウ不足になると骨からマグネシウムが使われる事もあり長期に渡るとリスクになりえるミネラルとも言えます。
これらのミネラルも脂溶性ビタミン同様取りすぎには注意が必要です。
ミネラルの過剰分は体の機能によって排出されますが、
マグネシウムは肝臓の機能によって排出されるため肝機能疾患がある方は注意が必要です。
またリンはカルシウムについで必要とされているミネラルですが肉類などカルシウムよりもリンが多く含まれる食品を取りすぎた場合は逆にカルシウムの吸収を阻害してしまう場合もあります。
サプリメント等でミネラルを摂取する方も多くなっている中ミネラルの過剰摂取も考え、
何事も食事とのバランスを取っていく必要がありますね。
・実はそんな玄米にも?
今回ご紹介しました情報がすべてではありませんが玄米に含まれているビタミンやミネラルの効能がわかって頂けると幸いです。
このように豊富な栄養素を多く含んでいる玄米ですが、
残留農薬の心配があります。残留農薬は精米することで8割以上除去することが出来ます。
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