コシヒカリってどんなお米?
お米っていろんな品種がありますよね。
コシヒカリ、あきたこまち、ゆめぴかり、ひとめぼれなどなど有名なお米が数々存在しています。
最近福井県では、「いちほまれ」なんて新進気鋭も現れて勢いをつけています。
そんな中、マイセンでは「感動の米 コシヒカリ玄米」と「プレミアム玄米」2種の福井県産コシヒカリを販売しています。
・コシヒカリの誕生
コシヒカリは、農林22号と農林1号という品種の組み合わせから生まれました。
新潟で交配がスタートし掛け合わされた品種を福井県の農業試験場が引き継ぎ安定した品種を作るため育成されました。
そして、数年の時をへて当時は「越南17号」として「コシヒカリ」は誕生しました。
この越南17号は、味や品質が良かったのですが当時の福井県で行われていた育成方法や気候と合いませんでした。
新潟ではこの味と品質を評価し、「奨励品種」つまり県で普及すべき品種と定め、試行錯誤の末に現在のコシヒカリへと進化していきました。
こうしてコシヒカリ達は現在全国に広まり現在の地位を獲得していきました。
・コシヒカリの特徴
コシヒカリは、稲の背が高く倒れやすい品種です。
これを倒伏と言います。
稲は、穂が実ることで重心が上にあがり穂が垂れる。
その時に稲の背が高いと穂の重さで茎の節と節の間に力がかかり、風や台風によって折れやすくなります。
倒伏してしまうと品質の低下や収穫作業が難しくなります。
他にもコシヒカリはいもち病に弱いという特徴があります。
いもち病はいもち菌の胞子が水滴をきっかけに繁殖し、葉が枯れていきます。
葉が枯れてしまうと育成が遅くなり穂が実らない事や実りが遅くなります。
すると米の質も透明度にも影響が出てきています。
コシヒカリは、このいもち病に対抗する遺伝子を持っていないので遺伝子的にいもち病に弱い品種となります。
このいもち病に弱い性質がコシヒカリで農薬が必要な原因となっています。
ちなみに最近はこの遺伝子を改良し抵抗力をもたせたコシヒカリBLという品種も開発されています。
ですので、マイセンでは化学合成農薬や化学肥料を使わない「プレミアム玄米」や減農薬栽培を採用し、しっかりと残留農薬検査を取り組んだ「感動の米コシヒカリ玄米」といった農薬へのこだわりを持っています。
・コシヒカリの粘りの秘密
こんなに育てにくいコシヒカリも現在では品質や味を追求する日本人に愛されています。
コシヒカリは、炊き上げる事でもっちりとした食感と甘み、確かな香りを感じられます。
特にコシヒカリの食感は特徴として大きいと思います。
お米の食感は、含まれているでんぷんの「アミロペクチン」と「アミロース」のバランスによって変化します。
アミロペクチンは、炊飯することにより粘りが出るので割合が多ければ粘りの強いお米となり程よい硬さとなります。
アミロースは、炊飯しても粘りが出ないので、アミロースが多いとパサパサして硬いお米となってしまいます。
しかし、アミロースが少なければ少ないほど美味しいお米になるのではなくバランスが重要です。
コシヒカリは、このバランスが良く心地いい食感を生み出しています。
※コシヒカリのアミロース量は、自然物なので一定ではありませんが19%程度と言われています。
・美味しいコシヒカリ玄米の食べ方
こんなに大変で美味しいコシヒカリの玄米をマイセンでは販売しています。
ですが、玄米には一般的に
・硬い
・パサパサ
・甘みがない
といったマイナスイメージが付き物です。
少しの工夫で圧倒的に美味しく玄米を炊くことができますのでご紹介いたします。
大事なポイントは、
・玄米の表面に傷をつける
・しっかりと吸水させる
の2つです。
玄米は、糠や胚芽を取っていない米ですので表面をガードする物がついています。
ですので、玄米を洗うときに米粒と米粒をこすり合わせるように揉み洗いして表面に傷をいれてください。
すると傷から水が浸透し、しっかりと玄米に吸水させることができます。
ただし通常の白米と比べるとどうしても吸水が遅いので通常の白米よりも長く吸水を取ってください。
このポイントを押さえる事で美味しい玄米のコシヒカリを炊き上げる事ができます。
※詳しくは、玄米大事典「玄米・白米の美味しい炊き方」を御覧ください。
・玄米酵素ごはん
皆さんは、酵素ごはんをご存知でしょうか?
玄米を酵素のちからでもっちりとさせる方法です。
どうしてもパサつきや歯ごたえに違和感がある方は、
こちらの酵素ごはんを試していただくと印象がガラッと変わると思います。
・安心玄米ごはんパックシリーズ
美味しい炊き方や酵素ご飯があるとは言っても味や作り方もわからない商品をいきなり買うのはハードルが高いと思います。
そんな時には、「感動の米コシヒカリ玄米」を使ったパックご飯が最適です!
中々玄米食を始める時に家族の理解を得て切り替えるというのは難しいです。
このパックご飯はそんな問題も解決したいと開発しました。
小豆を用意して玄米と炊き上げるのには、時間も労力も必要ですよね。
忙しい日々に自分へのご褒美として玄米小豆ご飯などはいかがでしょうか。
・野菜ゴロゴロカレー
こちらは7大アレルゲンフリーの野菜カレーです。
パックご飯と一緒に災害対策に備蓄はもちろん、甘口で優しい味わいのカレーをパックご飯とご一緒にいかがでしょうか。