社長ブログ(いなか百景)

2010年7月

 昨日4回目の全国学力テストの結果が文部科学省より発表されました。各教科の平均正答率を都道府県別に比べると、福井県の公立小中学校は全て3位以内となりました。平均正答率を合計すると、小学生は秋田県についで2位、中学生は全国1位と昨年と同じ結果だったようです。
 実は、学力だけでなく体力面でも全国1,2位でもあるとのこと。それなりに、福井の教育レベルが高いことは聞いていましたが、実際にこの発表をマジマジと見ると驚くと同時、自分の故郷を誇りにも思えました。 

 福井県とよく似た例に秋田県があります。体力ではやや異なりますが、学力では拮抗しています。しかし、学力の面で、秋田県が上位にあることと、福井県が上位にあることでは、少し背景が違うと思います。
 昭和39年の全国学力テストでは、福井県の小学生は4位、一方秋田県は43位でした。それが平成19年、平成20年での全国学力調査では、秋田県と福井県が全国1位、2位と拮抗しているのです。
 地元秋田県の新聞によりますと、平成13年にスタートした秋田県独自の少人数教育、教育委員会と先生方が一緒になって教材研究・開発を積極的に行ってきたことが功を奏しているようです。
 秋田県は6、7年で結果を出しています。100%そうだとは言えないかもしれませんが、6、7年努力すると1番や2番になれるということです。東京や大阪など、大きな県ではなかなか成果を出すことができなくても、普通の県であれば努力次第で成果が出るということです。
 
 私が子供のころから福井県は非常に教育熱心です。親は貧乏でしたが、子供の教育にはお金を惜しみませんでした。その根底には、幕末の志士「橋本左内先生」を基礎に置く一貫した教育方針があるように思えます。志の大切さを学校でも折に触れて教えられてきたような気がします。

連日猛暑が続き、蝉の声がやむことがありません。朝から雲ひとつない青空が広がり、日の出の頃は少しだけ空気がひんやりしていて、静寂さとともに肌に心地よさを感じます。
そのころ田んぼでは、朝露を結んだ稲の葉っぱと顔を出し終えた稲穂たちが朝日に輝き始めます。まだ、この時間帯では稲の花は咲いていませんが午前10時ころから白く小さな花たちが咲き始めます。

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稲の穂は、最初あわてものの稲穂たちがぽつぽつと顔を出し始めたかと思うと、1週間もしないうちに一斉に穂を出し、田んぼ一面が稲穂で覆い尽くされます。その変身ぶりは見事しか言いようがありません。
日本人が桜を好きな理由の一つは、この稲の穂のように短期間にいっせいに花が咲き誇ることだと思うのです。

ゲリラ豪雨が全国各地に深い爪痕を残しましたが、被害に遭われた地域の方々には心よりお見舞い申し上げます。福井県も平成16年に7月18日に豪雨に見舞われ、地域全体が水没した経験があるだけに、その恐怖は未だに忘れていはいません。
さて、この時期になるとそろそろ稲穂が顔を出し始めます。稲穂はまず稲の茎の中で、幼穂(ようすい)といういわば稲の赤ちゃんを育てます。

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写真のように本当1~2mm程度の小さな小さなとがった白い部分が幼穂なのです。この赤ちゃんをゆっくり茎の中で育ててゆくと、おコメ粒の形をつけた稲穂の原型が出来てきます。

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写真では分かりづらいかもしれませんが、この白く細長い部分にびっしりと米粒が付いた稲穂の原型が詰め込まれているのです。それが大きくなって、茎の先端から稲穂の顔を出してくれるのです。

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中国の美味しいお米の産地と知られる盤山県。その盤山県から農業指導を依頼されていることは、以前のブログでも述べた通りです。その盤山県からわざわざ中国でも最高級といわれるお米が届けられました。エージェントがわざわざ日本に持ってきてくれたのです。

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現地価格でも、1キロ当たり1000円という非常に高価なお米です。この写真の通り、筒型の缶詰に入っています。

そのお米の肝心の味ですが・・・・・マイセンのコシヒカリと炊き比べをしてみました。
10人による官能テストです。(実際に米を食べてもらい、基準となるお米と評価ポイントを比べるという方法でテストしました)
炊き上がりの外観、香り、粘り、味、柔らかさを-5~+5点という点数を各人に付けてもらいます。その結果は、残念ながら盤山県の中国米は全ての比較項目において大幅にマイセンのお米に比べて劣っていました。平均で-2.8という結果でした。これだけの大差は、日本米同志ではあまり例のないことでした。