玄米大事典

玄米の長期保存について

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結論から言いますと玄米を冷蔵庫で保存することによって数ヶ月の保存は可能です。
しかし、長期保存には問題も多くあります。
玄米や白米には賞味期限が書かれていないので、
お客様から賞味期限のお問い合わせをいただく機会があります。
今回の玄米大事典では、そんな玄米に対する保存の悩みを解説していきたいと思います。

長期保存は?

・玄米の賞味期限

玄米、白米に関わらずお米には賞味期限はありません。
これは野菜や果物のような農産物には賞味期限を表示する義務がないので、
お米にも賞味期限を表示していません。

義務がないから表示しない?

と思われるかもしれませんが、保存方法によって賞味期限が著しく変わってしまうので表示できないのも事実です。
お米だと実感しにくいですが、
例えば野菜を「真夏の部屋に放置する」と「冷蔵庫で保存する」とでは、
賞味期限は明らかに変わってくると思います。

それに取れた時期や環境で状態がバラバラなので、
賞味期限のような一定の期間を指定するのは困難です。

賞味期限は困難
これは私の体験談なのですが、

皆さんは、玉ねぎをどう保存していますか?

私は一人暮らしを始めるまで玉ねぎは常温で日陰に置いていれば、
いつまでも大丈夫だと思っていました。

なぜなら、私の実家では玉ねぎは貰うものであり、
倉に吊られているかダンボールで積まれているものでした。
倉はいつも涼しく何も考えずに野菜が必要になったら取りに行く感覚でいたのです。
そうして私は、玉ねぎやじゃがいも、ナスなどと言った野菜は基本冷蔵庫に入れず戸棚で保管していました。
ある真夏の暑い夜に私は、いつものように棚に入っている玉ねぎを手に取りました。

すると手に伝わる感触は、まるで熟れた柿、落ちたトマト、黄色いゴーヤ、紙で出来た水風船。

掴まれ重力に逆らったソレは、指の間をすり抜けピシャリと地面に広がりました。

野菜が溶けた・・・

私のこのくだらない失敗のように、

「適切な保存」をしていないと短い期限しか保証できませんが、
「適切な保存」をしていると長い期限の保証ができる。

また時期や鮮度によっても賞味期限が違ってくるので、賞味期限を設定する事自体を難しくさせています。

長期保存の可不可

・玄米の表示について

玄米には、賞味期限はありませんが表示している情報もあります。

それが「調整時期」です。

マイセンでは、金属探知や色彩選別を行い包装した日を調整時期として記入しています。
ちなみに白米は、精米した日を精米時期として表示しています。
調整時期

この表記を基準にいつ作られた物か確認することができます。
お米は一年中収穫される訳ではないので、
この表示の時期が採れたて新鮮収獲日!というわけではありません。
しかし、この時期まではお米のプロである我々マイセンが保管してきた証でもあるのです。

・玄米の保存期間について

まず長期保存についてですが、
前提としてマイセンは「1ヶ月に食べ切れる量」のご購入をおすすめしております。
お米で一番早く劣化してしまう部分が「糊粉層」という部分なのですが、
玄米は白米と違ってこの「糊粉層」がまだ糠(ぬか)に守られています。

そのため、玄米は白米よりは劣化が緩やかです。
劣化は緩やかではありますが、決して進行しないわけではありません。
生鮮食品ですので劣化の進行は、確実に起こります。

どうしても常温で長期保存をしたい場合には、酸素を完全に抜いて真空パックにしたり、
炭酸ガスで袋を満たしたりと酸化させない工夫をすれば、
長期保存をすることは可能とされています。
しかし、費用や方法など個人で行うには中々難しいと思います。

また、玄米の劣化は温度が高くなると急速に早まっていきます。
マイセンでは、玄米の保存に冷蔵保存を推奨しています。
あくまで目安ですが、劣化状況を見ながら数ヶ月~半年程は保存が可能になります。

お米の袋には大抵の場合、通気孔が空いていて空気が取り込めるようになっています。
その為、未開封の場合でも外気に触れているような状態になっています。
マイセンの保管倉庫は常に一定の温度で保管できる専用の倉庫となっています。

もちろん色彩選別機もその倉庫内で一定の温度から外れることなく行われます。
ですので、マイセンのお米は、劣化することなく保管することができています。

その環境に近づける為にご家庭で出来る保存方法は冷蔵保存が一番適しています。
また冷蔵保存にも欠点があり、他の食材の匂いが移ってしまいます。

玄米は、周りの空気や水分を取り込むので近くに強い匂いをもった食材を一緒に置いてしまうと匂いを含んでしまします。
玄米を長期間保存してしまうと匂い移りを気にして、
冷蔵庫を使いにくくする点もマイセンが「1ヶ月に食べ切れる量」をおすすめする理由です。

白米より玄米の劣化は遅いですが白米より玄米は糠に油を持っているため酸化していきます。
折角美味しい玄米をご購入して頂けていますので、
なるべく美味しい状態で玄米を食べて頂きたいと思っています。

玄米の保管について詳しく解説!:「玄米に賞味期限がないは間違い」「お米の保管方法」

炊いた玄米の保管について詳しく解説!:「玄米って冷凍庫で保存できる?」

・玄米の虫の話

虫の湧いたお米の対処法をお伝えした事もありますが、
望んで湧かしたいわけではないと思います。

お米の虫は気温が暖かくなって来ると活発に孵化を始めてしまいます。
コクゾウムシやメイガなどと言ったお米で増える害虫は、
1ヶ月ほどで成虫になり卵を生み始めてしまいます。

これらの虫は、お米が取れた状態ですでに卵を産み付けられている場合もあり、
侵入を完全に防ぐのは難しいです。

気温が暖かくなる前に常温をやめて冷蔵保存にするか、
常温保存を維持するのであれば、風通しのいい冷暗所で唐辛子など、
害虫対策を行いつつ早めにお召し上がりいただくことが重要です。

・結論!

マイセンは、「1ヶ月で食べ切れる量」「冷蔵庫保存」を推奨します。
また長期保存される場合は、「冷蔵庫保存」で匂い移りしないように強い匂いのものは避けて保存をおすすめいたします。

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