玄米のメリットを分かりやすく解説
みなさんは、「玄米」と聞いて、どんなことを連想されますか?
きっと「健康的」なイメージを持たれた方が多いかと思います。
ただ、なんとなく体に良さそうなイメージはあっても、具体的に「どんな風に体によいのか」と聞かれると、「そういえば・・・」となってしまう方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
近くのコンビニに入れば、玄米入りにおにぎりに、玄米のシリアルやおせんべいと、最近は身近なところでも「玄米」の文字を見かけるようになりましたし、玄米が世に広がっていくことはたいへん喜ばしいことです。
ただ、数ある玄米の魅力のなかには、まだ知られていないことがたくさんありそうです。
この記事では、そんな素朴な疑問にお答えしながら、玄米の良さやメリットについて解説していきます。
そもそも玄米とは
まずはじめに、玄米とはどういうものなのでしょうか。
一言でいえば、精米していないお米のことです。
精米するときに「糠」(外皮や胚芽)として処理される部分をあえて残した、例えるなら「皮つきの食べ物」のようなもの。
この「糠(ぬか)」も一緒に食べることが、玄米最大のポイントです。
糠がついているおかげで、色々なメリットが生まれます。
これが玄米のメリット
・食事の栄養バランスが良くなる
玄米には、白米にはない栄養が含まれています。
特に、ビタミンB群や食物繊維の含有量は白米よりも豊富。
ビタミンB群は、種類によってそれぞれ役割が異なりますが、主にタンパク質や炭水化物、脂質といったカロリー源を、エネルギーとして代謝する働きがあります。
ビタミンB群が不足すると、疲れやすくなったり、肌荒れや集中力の低下を招くと言われています。
また、食物繊維の中でも「不溶性」の食物繊維の含まれる割合が高いことも玄米の特徴。
不溶性食物繊維は、水分を吸収して膨みやすく、腸内を刺激してお通じを良くしてくれる働きがあります。
よく、「玄米食を初めると便秘が改善する」といった書き込みなどが見られますが、それは主にこの「不溶性食物繊維」によるものなのです。
玄米の栄養素については、下記のページに詳しいことが書かれておりますので、ぜひご覧ください。
・白米よりも太りにくい
玄米は白米と比較して、血糖値が上がりにくいと言われています。
血糖値が急激に上がると、血糖値を下げるために「インスリン」というホルモンが過剰に分泌され、結果的に脂肪をためやすい体になってしまいます。
玄米は白米に比べて、その血糖値の変化を表すGI値というものが低いのが特徴。
GI値は0~100までの数字で表され、数字の大きさによって、低GI、中GI、高GIに分けられます。
血糖値がもっとも上がりにくいのは「低GI」の食品で、中GI、高GIの順で上がりやすくなります。
玄米は概ね低GI~中GIの範囲に収まっていますし※、白米に比べてもGI値が低い傾向にありますので、白米よりも太りにくいといえるでしょう。
※玄米のGI値は、データを測定した研究団体や品種の違いによって、測定結果にバラつきがあります
・食事を良く噛むようになる
歯ごたえ、噛みごたえのある玄米は、白米よりも咀嚼回数が多くなります。
噛む回数が増えると顔の筋肉や骨が鍛えられ頬が引き締まったり、満腹中枢が刺激され、食欲が満たされやすくなるため、一回の食事量や摂取カロリーを抑え、ダイエットにもつながります。
また、良く噛むことで脳が刺激を受けて活性化するため、仕事や勉強に良い影響が得られるかもしれません。
そのほかにも、よく噛むことで歯並びを整えられたり、唾液が分泌されて虫歯になりにくいといったメリットもあり、成長期の子供などにも有益ではないでしょうか。
デメリットはない?
玄米には色々とメリットがありますが、デメリットもあります。
中でも、玄米を召し上がる人の多くが気にしているデメリットは、「残留農薬」ではないでしょうか。
玄米は白米と比較して、農薬が残留しやすいと言われています。
これは、農薬の成分が油(脂)に溶けやすいのが原因。
冒頭で触れましたように、玄米は白米と違い、お米の表面に糠(ぬか)がついています。
この糠には、油分が多いのです。
そのため、栽培中に使用した農薬が、糠の油分に残留しやすくなるわけです。
残留農薬に関する詳しい記事はコチラをご覧くださいおすすめの玄米
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