玄米大事典

玄米のプロがおすすめする新ブランド玄米「いちほまれ」

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皆さんは、「いちほまれ」という品種のお米をご存知でしょうか?

「いちほまれ」は、ポストコシヒカリを目標に開発された次世代米です。

色々な特徴があり、今後のお米に必要な要素を持った

昨今福井県はもちろん、マイセンでも今熱い「推し米」です。

そんな「いちほまれ」について今回は、詳しく解説していきます。

・「いちほまれ」とは

コシヒカリ発祥の地である福井県で、「日本一美味しい、誉れ高きお米」となって欲しい!!

という思いが込められて命名された「いちほまれ」は、コシヒカリを超えるお米を目指して開発されたお米です。

もっちりとした存在感のある食感と甘みがあり、お米の味をしっかり感じられるお米です。

上品な味で粘りがあり、ほどよく柔らかいコシヒカリとは、違う品種なのだと1度食べれば実感できます。

コシヒカリは、誰もが知っている様な品種であり、多くの地域で作られている人気の品種です。

皆さんは、コシヒカリと言ったらどの産地を思い浮かべますか?

もちろん福井県!と言っていただけるのは嬉しいのですが、やはり新潟を思い浮かべる方が多いと思います。

お米の食味でよく話題にあがる日本穀物検定協会の「米の食味ランキング」では、上越や魚沼産コシヒカリが「特A」を長年取り続けている中、近年の福井県産コシヒカリは「A」止まりとなっています。

その中、いちほまれは「特A」を取ることが出来ました。


【#2 コシヒカリの父に捧ぐ】

・なぜ「いちほまれ」を推すのか

玄米を選別して販売しているマイセンは、年々進行しているお米の変化を感じています。

近年の平均気温上昇により全国的にお米の品質が低下しています。

2023年の新潟は、干ばつによりコシヒカリの品質が著しく低下しました。

これは福井県にも同じことが言え猛暑による品質低下が見られます。

しかし、北海道では、稲作が好調で、「ゆめぴりか」「ななつぼし」と言った品種で人気を博しています。

このまま気温が上がり続けてしまうと日本一の米処は、北海道になるでしょう。

なぜなら、干ばつを起こすような異常気象ではなくとも、近年の平均気温では、コシヒカリの品質を維持が難しくなって来ています。

米の食味ランキングでも特Aが取れるコシヒカリが減少して来ています。

お米は暑さに弱く、昼と夜との寒暖差ででんぷんを作り美味しいお米になります。

近年の強い日差しや気温は、しらた(未熟米)や着色米(色が濃くなってしまった米)、胴割れといった見た目の品質が悪いお米が増やし、育成にも影響を与え米粒のサイズや風味の低下を招いています。

マイセンでは、厳選した地域のコシヒカリを扱う事で近年の品質低下傾向にあるコシヒカリでも今までと変わらない味を守っています。

しかし、選別段階では年々弾かれるコシヒカリが増えているのが現状です。

長野のように標高が高く涼しい場所でなければ、いずれコシヒカリの育成は難しくなっていくのではないでしょうか。

そんな近況から福井県は、「暑さに強く、風に強く、病気に強い」品種かつ「おいしい」品種を開発しました。

次世代に美味しい福井のお米を届けるため、強いだけではなく美味しいお米が必要です。

それが福井の「いちほまれ」なのです。


【#3 開発者たちが託した夢】

・「いちほまれ」の玄米の味は?

いちほまれは、粒が大きく甘み、風味が強く、もっちりとした食感が特徴的です。

いちほまれの特徴として白米では、炊きあがりが「絹のような白さ」と言われます。

玄米では、艶があり色濃く、形が崩れない美しさが見られます。

いちほまれとコシヒカリを比べると白米と玄米でも、同じくこの食感が一番違いを実感できると思います。

粘りが強くねっとりとした食感のコシヒカリとはここが大きく違い、決して固いわけではなく、1粒1粒に確かな弾力を感じるもっちり食感は、1度お試し頂きたいです。

このもっちりとした食感と強い風味が玄米にはベストマッチしており、弾力があることで糠(ぬか)の歯切れがよく食べやすい印象を受けました。

玄米は少し食べにくい、皮の歯切れが悪いと感じる方は1度いちほまれを試してみるといいでしょう。

冷めても美味しいお米が美味しいお米だと言われことがあります。

いちほまれは、本当に冷めた時が一味違います。

いちほまれの真価と言ってもいいでしょう。

いちほまれは、冷めても固くならず程よい弾力を残し、風味が更に濃くなります。

特におにぎりやお弁当での美味しさが圧倒的です。

冷めてお米がべたついたりや固くなったりしてしまう事がありますよね?

いちほまれは、そんな経験のある方に必見のお米です。

上記でお話した品種としての強さは、食味の安定に繋がります。

玄米を含めたお米は、生鮮食品であり、その年の気候に大きく品質が左右されます。

安定していいお米が採れる、平均の品質がいいということは、

「前回は美味しかったけど、今回のお米はあまり美味しくなかった。」

などのバラつきが少なくなり安定した美味しさを届けてくれます。

・マイセンの玄米の特徴

マイセンのいちほまれは、残留農薬検査、重金属検査、放射能物質検査を行った特別栽培米のいちほまれです。

また選別にもこだわり、低温に保たれた定温庫の中で色彩選別機を2種類使い選別します。

鮮度を守りつつ、石抜きや不純物抜き、虫食いの他にも、しらたや緑色の米のような未熟米、色が濃すぎる玄米など厳しい管理基準で選別されます。

玄米のマイセン30年の歴史と知識を持って、熟練のスタッフが日々調節しながら選別している玄米は、美味しく美しい仕上がりとなります。

ぜひ1度、福井県産感動の米いちほまれ玄米をお試しください。

福井県産感動の米いちほまれ玄米

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