玄米大事典

WholeGrains ホールグレインとは?海外の玄米食について

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海外でセレブを中心に流行した「マクロビオティック」を初め、

ヘルシーフードとして海外では、玄米が話題に上がる事も珍しくありません。

現在日本でも玄米は、ヘルシーフードや健康志向な食品として広く愛されています。

今回は、そんな玄米が海外でどのように展開しているのかを解説していきます。

Whole Grains ホールグレインとは?

ホールグレインと言うとあまり馴染みのないのかもしれません。

Whole(ホール)すべての、そのまま

Grains(グレイン)粒、穀物

という意味で全粒粉や精白されていない穀物の事を言います。

全粒穀物

アメリカやヨーロッパでは、日本と同じようにホールグレインな物に、

ヘルシーさや健康的な側面を期待しています。

また、ビーガン(vegan)ベジタリアン(Vegetarian)の方にも、

豊富なミネラルやビタミンの栄養源として注目されています。

サラダ

玄米も海外では、このホールグレインに分類され、

様々な方法で食されています。

このホールグレインの他にも、

オーガニックグルテンフリーといった健康に対する考え方は、

日本にも流入しています。

日本でも、玄米をはじめとした健康志向の食品には、

有機農法や農薬不使用といったオーガニック食品が求められる傾向があります。

玄米も含む、ホールグレインに共通する特徴として、

豊富な食物繊維ビタミン類ミネラル類があり、

穀物なので主食を変えて日常的に接種できる手軽さがあります。

日本でも、雑穀米や白米を一部玄米に変えてみるなど、

お手軽に始める事が出来る健康食として使っていますよね。

・ホールグレインにはどんな物があるの?

小麦や大麦、ライ麦と言った麦系の全粒粉は、

皆さんもご存知ではないでしょうか。

全粒粉パン

パン用語で、リーンなパン、リッチなパンという物があります。

リーンなパンは、小麦粉やイースト、酵母、塩、水といったシンプルなパン(バゲットやベーグル、カイザーゼンメルなど)の事を言います。

リッチなパンは、砂糖やバター、油などを使ったパン(クロワッサンやデニッシュ、ブリオッシュなど)の事を言います。

日本では、「全粒粉のパン=リーンなパン」かつ「ハード系のパン」のイメージで浸透しているように感じます。

他にも近頃は、「スーパーフード」という言葉をよく聞きます。

栄養バランスや一部栄養が突出して高い食品がスーパーフードと呼ばれています。

ホールグレインとスーパーフードは親和性があり多くのホールグレインがスーパーフードと呼ばれています。

その中でも、キヌアアマランサス、チア、黒米、赤米といった食品は、

古代でも食べられていた穀物です。

キヌア、チア、アマランサス

これらはホールグレインの他にも、

「Ancient grains エンシェントグレイン」と呼ばれています。

日本の雑穀米に含まれている黒米や赤米、ヒエ、アワ、キビなどもエンシェントグレインだと言えます。

この黒米や赤米は、色素にそれぞれ「アントシアニン」「タンニン」が含まれているので、

色素由来の栄養成分に注目されています。

黒米や赤米の色素は、糠に含まれています。

精米してしまうと色素部分を取り除いて白米になってしまうので、

ご利用の際には、ホールグレインとしてご利用ください。

余談ですが黒米や赤米は、稲穂も色がついています。

これを利用して福井県の小中学校では、田んぼアートに活用されたりもしています。

色付き米

・海外の米食文化

アジアでは、米を主食とする国も多く、無数の食文化が存在します。

中国では、米を主食にする地域もあり、

朝食に中国粥を食べる文化があります。

中国粥

この中国粥は、日本のお粥と違い、

鶏ガラなどのスープとたっぷりの具材を入れ米粒が砕けている、

もしくは溶けている状態の物が多いです。

最近では、タイのカオマンガイガパオライスもよく見かけるようになりました。

一方ヨーロッパでは、イタリアやスペインで米食の文化があり、

稲作も盛んに行われています。

タイなどでは、長粒種のタイ米(インディカ米)がよく使われていますが、

イタリアやスペインでは、日本米に近い形のお米(ジャバニカ米)が使われています。

芯が残るように炊くリゾットやフライパンのような底の浅い鍋で作りスパイスを効かせて作るパエリアなどは日本にはない独特の米の食文化といえます。

パエリア

このように日本だけではなく、

世界にも米を食べる文化が存在します。

しかし、玄米という点でいうとやはり主食、食文化としての色は薄く、

現在は、海外でも健康食としての側面が強いです。

・海外の玄米商品

海外の玄米商品は、日本人がイメージする主食としての利用ではなく、

小麦やキヌアなどのホールグレインとしての利用イメージが強いです。

・ライスミルク

アメリカを初め、ヨーロッパでも注目発売されています。

ライスミルクと聞くと日本の甘酒をイメージされるかもしれませんが、

ライスミルクは、甘酒よりもさっぱりとしています。

これは、甘酒と違い発酵によって糖化させていない物も多く、

シンプルに玄米と水を混ぜて、塩で味を調整する豆乳のような物が多いです。

ライスミルク

・ブラウンライスサラダ

日本でも、キヌアやチアシードをサラダとして食べるのが流行しました。

海外では、玄米もホールグレインとして見られており、

サラダのトッピングなどとして利用されています。

・ライスケーキ、ライスクラッカー

ライスケーキというとお米を使った洋菓子のケーキをイメージするかもしれません。

このライスケーキというのは、加圧で米を膨らませて押し固めた物です。

日本でいうポン菓子を円盤状に固めた物ですね。

ライスケーキ

こちらもヘルシー、健康食の側面が強く玄米、ブラウンライスを売りにしている商品が多数見られます。

ライスクラッカーも玄米を使ったホールグレインやオーガニック食材を使ったクラッカーが広まっています。

マイセンの親会社の亀田製菓株式会社では、

子会社に「オーガニック、グルテンフリー、ホールグレイン」をコンセプトとした商品を製造販売している

「Mary’s Gone Crackers」があり、

「低カロリー、低脂肪、低アレルギー」をコンセプトにしたライスクラッカーを展開している

「TH FOODS」にも出資しています。

・まとめ

今回は、世界で注目される玄米がどのような立ち位置でどのように使われているかを解説しました。

ホールグレインという考えは、マイセンの玄米食の考えと共通する部分が多く大変興味深い話題でした。

玄米のマイセンでも、化学農薬や化学合成肥料を使っていない特別栽培米「プレミアム玄米」

化学農薬や化学合成肥料の使用を制限した特別栽培米「感動の米コシヒカリ玄米」を主力として販売しています。

ライスミルクやクッキー、クラッカー作りに役立つきめ細やかな粒子の「マイセンの玄米粉」

アレルギーに対応した「玄米パン」「玄米クッキー」も扱っています。

ご興味がありましたら一度、

玄米の通販サイト「玄米のマイセン」にご来店ください。

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