玄米大事典

子供に玄米を食べさせたらダメなの?

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子供にはなるべく体にいいものをあげたいと思うのが親心。

では健康に良いといわれる玄米は、子供に食べさせてもよいのでしょうか?

子供は玄米を食べてよいか?

一般的に、乳幼児や幼児前期の子どもは、玄米を食べない方がよいとされます。

玄米は消化にしくく、子供の胃にとって負担になるからです。

この時期の子供は、消化器官が未発達であり、おそらく玄米を十分に消化できないでしょう。

しかし、炊いた玄米をかなり柔らかく煮込んだものや、玄米粉をお湯で溶いたお粥状のものを、早い時期から子供に与える家庭もありますので、一概にどの時期からが良い悪いとはいえず、線引きは各家庭で異なるようです。

実際、何歳からなら食べてもよいのでしょうか?

2023年1月現在では、今のところ「何歳から玄米を食べてもよい」といった明確な答えはありません。

例えばハチミツなどは、『乳児ボツリヌス症のリスクがあるため1歳未満の子供は控えるべき』、と厚生労働省などの公的機関からも注意喚起が出されていますので、年齢基準が明確です。

ところが、玄米にはそういった公的機関からの注意喚起などは見当たりません。

そのため、いつから玄米を食べさせてもよいか不安な場合は、なるべく幼児後期以降に入ってから、子供の成長にあわせて徐々に慣れさせていくようにしましょう。

一部のインターネットサイトなどでは3歳頃から食べ始めても良いという記載がありますが、年齢だけではなく、子供の咀嚼力や乳歯の生え方なども踏まえながら、成長に合わせて判断することが大切です。

注意すべきポイント

玄米に限らず、子供が口にするものには、色々と注意すべき点があります。

では、子供が玄米を食べるときに注意すべきことには、どんなものがあるのでしょうか。

・消化不良

玄米は、白米に比べて食物繊維が多く、消化しにくい食品です。消化器官が未発達な時期や、歯が生えそろわない、まだ十分に食べ物を噛めない子供が玄米を食べた場合、消化不良を起こす恐れがあります。

・残留農薬のリスク

一般に玄米は、白米に比べて残留農薬が多いといわれます。多いとはいえ、日本国内で流通しているお米には、残留農薬の基準が設けられていますので、過度に安全性を心配する必要はありません。ただし農薬などの化学物質に過敏に反応してしまう、いわゆる「化学物質過敏症」のリスクもありますので、子供に食べさせる場合は注意が必要です。

・玄米やホールフードが嫌いになる

嫌がる子どもに玄米を無理強いしてしまうと、玄米に対してマイナスイメージをもってしまいます。もしかすると玄米だけでなく、雑穀や全粒粉といった他のホールフードにも、苦手意識をもってしまうかもしれません。玄米を嫌がる場合は、素直に違うものを食べさせてあげるようにしましょう。

子供とはじめる玄米食

注意点はいくつかありますが、玄米には「白米よりも栄養価が高い」という最大のメリットがあります。

注意点に配慮すれば、子供にとっても健康的な食品であることに変わりはありません。

例えば、残留農薬のリスクに配慮したいときには、残留農薬検査を行っている玄米を選ぶことで、リスクを軽減することができます。

マイセンでは、残留農薬検査を実施した玄米「感動の米コシヒカリ玄米」「プレミアム玄米」をご用意しておりますので、一度ご覧になられてはいかがでしょうか?

また、消化のしやすさや食べやすさの点でいえば、例えば「分づき米」から始めてみてはいかがでしょうか。

分づき米(分搗米)は、玄米と白米の中間のようなもので、玄米の表面を削って精米したものが白米、白米になる前に精米を止めたものが分づき米です。

玄米よりも食べやすく消化にも良いのが特徴です。

7分づき(白米寄り)、5分づき(中間)、3分づき(玄米寄り)、の順に玄米に近づいていきますので、最初は7分づきから徐々に慣らしていくとよいでしょう。

ただし分づき米とはいえ、白米よりも消化はしにくいので、子供が食べる場合はよく噛んでから飲み込むように促してあげてください。

もう一つ、炊きあがった白米に、別で炊いた玄米を混ぜ込むという方法もあります。このやり方は、一膳ごとに玄米を混ぜ込む量を調整できるのがメリット。

子供には少しだけ玄米をまぜ、大人は多めに混ぜるといったことも可能です。

ただ、玄米と白米を別々に炊くのは手間なので、パックご飯の玄米などを使いましょう。

玄米と白米を一緒に炊いてしまう方法もありますが、これだと玄米の方だけ芯が残っていたり固くなったりして消化に悪いため、別々に炊くのが無難です。

マイセンでは、玄米を使ったパックご飯『安心玄米ごはん』をご用意しております。

残留農薬検査済みですので、お子様にも安心して召し上がっていただけます。

こういったものを使うと簡単に玄米食を始めることができますよ。

そのほかに、玄米そのものではなく、玄米粉を使った料理からスタートしてみるのも良い方法です。

玄米粉であれば、あらかじめ細かくひいていますので、玄米をそのまま食べるよりは消化しやすいといえます。

小麦粉の代わりに、マイセンで提供しております玄米粉を使えば、タコヤキ・お好み焼きといった粉モノ、天ぷらや唐揚げの衣、餡かけなどのトロみづけなど 、幅広いメニューで玄米を取り入れることができますよ。

見た目や味が『玄米』ではないので、玄米が苦手な子供にも受け入れやすいでしょう。

苦手な野菜を細かく刻んでハンバーグにいれる、といったやり方と同じですね。

さいごに

子供が玄米食を始めるにあたっては、成長に合わせて段階的に取り入れていくなど、一定の注意が必要です。

それでも子供にとって玄米食は、健康面はもちろんのこと、食育の観点などからも、とても意義のあることだといえるでしょう。

子供たちが玄米に触れる機会を、ぜひつくっていっていただければと思います。

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