玄米大事典

梅雨到来!玄米、白米のカビに注意!!

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気温が上がってくると外に出てレジャーを楽しんだり、

旅行にいってみたりと活動的になりますよね。

マイセンの周りでは、鳥や魚、猿、たぬきのような

野生動物達も活発になっています。

しかし、梅雨になるともっと活発になる存在が・・・

カビです。

そんなカビについて今回は解説していきます。

・カビについて

梅雨の時期になると冷蔵庫に入れていない食品などに

すぐ生えて来てしまうカビ。

実際に家庭で見るカビは、

小さな点のような物、ふわふわとした玉のような物、

ネバネバした線状の物と色々な形をしています。

色に関しても、黒い物や緑色、赤色、ピンク、白

と様々な種類を見ることが出来ます。

カビは総じて、胞子菌糸(糸状の体)を持っている小さな小さな生き物です。

カビの画像

彼らは、胞子を飛ばし、根を張って胞子を作り、

また飛ばして増殖していきます。

一般的に言うカビが生えた状態は、

一つのカビが大きく育ったわけではなく、

一つのカビが多く増えた状態となります。

食卓によく並ぶきのこも実はカビと同じ種類の生き物です。

きのこもカビと同じで胞子と菌糸で出来ていますが、

この胞子を作る部分が大きく育つものがきのこと言わる物です。

そんなカビは、自然界で大きな役割を持っています。

それが「分解者」としての側面です。

分解者の画像

彼らカビや細菌は、自然界で動物の死骸や枯れた植物などを分解してくれます。

よく生ゴミを微生物に分解してもらって肥料にするキットなどを見ますよね?

あの役割をカビも果たしています。

人間の食べ物に生えてしまうのもカビは仕事をしているだけなのです。

・カビは、食文化!?

皆さんご存知の通りカビを使った食品が多数存在します。

チーズには、カビを使って発酵を促す為に使っていますし、

日本人の大好きな「醤油」「味噌」「酒」につかう

「こうじ」も「コウジカビ」なのでカビを使った食品です。

こうじカビ

青カビからペニシリンという抗生物質が作られたなども有名な話です。

しかし、カビはすべてが安全で有益な物ではありません。

安全に使われている物はほんの一部に過ぎないのです。

・何故カビが生えた食べ物は食べてはいけないのか

カビには、カビ毒と言われる毒を精製する種類も多く存在します。

カビ毒またはマイコトキシンは、

作り出された成分によって強さに強弱はあるものの、

食べてしまうと嘔吐や下痢などの食中毒のような症状も起きます。

カビ毒は、発ガン性も高いとされているため注意が必要です。

また、カビが生えた物を食べるとカビを大量に摂取してしまうことになるので、

強いアレルギー症状が出る可能性もあります。

腹痛の画像

・カビをとって火を通したら大丈夫?

「カビについて」で話題に出した通りにカビは根を張り胞子を飛ばします。

よくカビの生えた鏡餅のカビの部分をカットして食べてしまう方がいらっしゃいますが、

カビは、目に見える集まり(コロニー)が全てではありません。

カビ餅

食べ物の内部に根を張っていますし、

カビが生えた時点で表面は胞子まみれになっている可能性があります。

またカビは焼いたりして火を通すと確かに死にます。

しかし、カビ毒は火に強い物も多いので、

切り落として焼けば安全とも言えません。

もったいないのはわかりますが、

カビが生えた物は、諦めて捨てた方がいいと思われます。

・カビが増える条件

カビが増えてしまう条件として、

「温度」「湿度」「栄養」

があります。

温度に関してカビは、人間が生活する温度帯なら夏でも冬でも増えることができると考えてください。

特に寒さに耐性がある種類も多いです。

冷蔵庫がカビ臭くなった経験はないでしょうか?

カビが急速に増えていく速度は20℃~30℃と言われていますが、

5℃でも速度は遅くとも徐々に増えて行くことができます。

流石は、太古から存在している生物です。

頑丈さが桁違いですね。

また湿度、つまり水分がカビに胞子から菌糸を出すトリガーとなります。

カビ培養

胞子の状態では、乾燥に強いので乾燥している間はカビが生えない物も、

水分を含むとカビが生えてきます。

梅雨などで湿気が出てくるとカビが生えて来るのはその為です。

玄米は、この湿気を吸収し蓄えてしまいます。

すると玄米の水分値が上がりカビが生える状態になってしまいます。

玄米を炊く前に浸水して水を含ませるのですがから、

湿気を含むのも当たり前ですね。

また炊いた玄米ももちろん水分を多く含んでいます。

温かい季節に部屋で放置する際は、カビはもちろん腐敗にもご注意ください。

・カビは、虫を呼ぶ

そうは言っても、炊く前の玄米の米粒にカビが盛大に生える事なんてあまりないと思うかたもいらっしゃると思います。

そこで問題になるのが繰り返し使った米びつに残った糠に生えるカビです。

米びつの底に玄米の糠は残っていませんか?

そういった小さな糠にカビが生えて気が付かない間に、

カビを食べる小さな虫が湧くことがあります。

カビを食べる虫として有名なのはチャタテムシです。

彼らはカビや酵母を好んで食べる小さなムシで、

粉溜まりなどで生えたカビを利用して大発生します。

できる限り米びつに玄米を継ぎ足さず、

一度使い切ったらお掃除してから次の玄米を入れてください。

・おすすめの保存方法

マイセンのおすすめの保存方法は、

炊く前は冷蔵、炊いた後は冷凍です。

冷蔵庫でも増えるカビがあると上記しましたが、

常温よりも冷蔵庫の方が圧倒的に増えにくいです。

カビや劣化を起こさないコツが、

「一ヶ月で食べ切れる量を買う」です。

玄米を一度に多く買うのではなく、

プロが保管しているお米をこまめに買うのが、

一番玄米を美味しく保管するコツと言えるでしょう。

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