玄米大事典

玄米はいつから注目され始めた?玄米の歴史

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 普段何気なく食べている玄米、稲がいったい何者で何処から来たのかを考えていこうと思います。

・稲について学ぼう!

 稲は、小難しく分類を言うと

イネ目イネ科イネ属イネ Oryza.stiva と分類されます。

イネ科の植物ですと、雑穀のヒエはヒエ属であり、ねこじゃらしとして有名なエノコログサもイネ科のエノコログサ属としてイネの仲間になります。

Oryzaというのは、ラテン語で「米」や「イネ」という意味で、

Stivaというのは、「栽培」という意味があります。

その中で私達が日常的に食べているご飯は、ジャポニカ種(Oryza sativa subsp.japonica)といいます。

いわゆる日本米、ジャポニカ米ですね。

ジャポニカ米は主に日本・朝鮮半島・中国の一部なので作られています。

 他にも世界には色々なお米が存在しています。

例えば、有名なお米でインディカ米やジャバニカ米などがあります。

 インディカ米は、インドやスリランカ、東南アジアなどで生産されていて、

皆さんはタイ米という名前で聞き覚えがあるかもしれません。

ちなみに「ジャスミンライス」と呼ばれる物は、タイ米の中でも最上級のタイ米であり、

味や粘り、香りに違いがあります。

 ジャバニカ米は、主にインドネシアやヨーロッパなどで栽培されているお米です。

見た目はジャポニカ米に近く、性質はインディカ米に近いとされています。

日本では、基本ジャポニカ米の玄米や白米を食べていますが、本格的なインド料理やタイ料理などを食べる際にはジャスミンライスなどを食べる機会にも恵まれるようになってきました。

・日本伝来!玄米のルーツ

 稲は縄文時代後期に朝鮮半島や中国から稲作の方法と共に伝来したと言われています。

弥生時代には、本格的に水田を使った稲作が始まりました。

水田稲作と稲の育成条件が日本の気候に噛み合い急速に稲は日本各地に広がっていきました。

稲作の普及は人々の生活を変えていきました。

稲作という農業が始まった事により狩猟のような採集を中心としたものから物を育てる生活へと変化していきました。

そして、稲作は日本の基盤となり豊作を祝うような祭事や経済にまで密接に関わっていきます。

・江戸時代の奇病は玄米が鍵だった?

 時代が進み江戸時代には、江戸の人々に白米食が広がりました。

それまでは、白米は身分の高い貴族のような人々や大名の人しか食べられないものだったのです。

白米を食べる習慣が江戸や都市部に広がり当時江戸を訪れた地方大名や武士たちの一部に、

江戸に訪れ生活していると寝込んでしまったり、体調が次第に悪くなってしまったりしてしまう奇病が流行りだしました。

しかし、そんな人達も江戸から離れると体調がすぐに回復してしまいます。

そんな江戸での奇病を「江戸わずらい」と呼ばれました。

この奇病の正体は、「脚気」でした。

当時の人々は、一汁一菜を基本とし少量のおかずと主食のお米を食べていました。

これは玄米が白米へ切り替わり玄米に含まれるビタミンB1が不足したことが原因といわれています。

・福井の変わったお祭り

余談ですが私の住んでいる地域には、江戸時代のお米文化を感じるお祭りがあります。

私の出身である福井県越前市では、「墾田正月十七日講」とも言われる「ごぼう講」という祭りがあります。

このお祭りは江戸時代に領主への年貢をごまかすためにごぼう畑で収穫したお米を隠し、

集まった男衆で山盛りご飯と山盛りの味噌味ごぼうでお膳を囲み、結束や口止めをしたという伝承が今でも続いているお祭りです。

・そして、現代では

 現代になると私達の体を作る食べ物について科学的にも解明が進んできました。

医療や栄養学が進んでくるなか江戸時代では奇病だった「江戸わずらい」もビタミンB1不足が原因の脚気だとわかったのも学問の進歩の結果と言えるでしょう。

 人々の食事も変化し白米を主食としても脚気にならないほどに食べ物が世の中に溢れ生活習慣病のような病も心配されています。

その中で現代の玄米は、白米よりも多く含まれるビタミンB群(ビタミンB1、B2、B6、パテントン酸、葉酸など)や食物繊維による健康食品としての側面を強めています。

玄米に含まれているビタミンB群は糖質や脂質の代謝を助け、豊富な食物繊維は腸内環境の改善や維持を助けるとして近年注目を集めています。

海外でも健康維持やビーガン、ベジタリアンの人々の貴重な栄養源として注目され、

ブラウンライスサラダやブラウンライスグラノーラのように日本の玄米イメージとはまた違った活用法でも活躍しています。

こういった健康食としての活用も人が常により良いものを求めて進歩して来た結果だと言えるのではないでしょうか。

日本に伝来されて以来、日本人の発展を共に歩んできた稲に感謝とこれからも共に発展し支えて行ければいいと考えます。

・マイセンの玄米へのアプローチ

 マイセンでは、厳選された安全で安心なお米をお客様にお届けするために情熱をもって取り組んでいます。

 

プレミアム玄米では化学合成農薬や化学肥料を使わない田んぼでお米を作っています。

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