【3月のおすすめ】優しい甘さの甘酒レシピ「玄米甘酒ぜんざい」

3月、春の訪れを告げる季節。

福井も徐々に暖かさと晴れ間が見える日が増えてきます。

日本の春を象徴する花といえば「桜」ですが、春の訪れを告げるのは「梅の花」。

梅の名産地、福井県若狭町の三方五湖周辺では、湖畔の道路沿いや山の斜面に白い可憐な花を咲かせます。

昨年は、「梅が咲いた後に気温が下がったことが大不作の原因ではないか」と梅農園の方はおっしゃっていました。

農園では、受粉をミツバチに助けてもらっています。

ミツバチをはじめとする昆虫は変温動物であり、自ら体温を上げることができません。

そのため、気温が高いと活発に動きますが、気温が低いと活動が鈍くなり、受粉がうまく進まないことがあります。

結果として、収穫量にも大きく影響を及ぼしてしまうのです。

今年は、暖かさが安定して続き、豊作を願うばかりです。

優しい甘さの甘酒レシピ「玄米甘酒ぜんざい」

ぜんざい

3月といえば、女の子の健やかな成長を願い、祝う「ひなまつり」がありますね。

ひなまつりのお料理といえば、ちらし寿司や菱餅、はまぐりの酒蒸しなど彩り豊かな料理が並び、「甘酒」をご用意されるご家庭も多いのではないでしょうか。

元々は、白みりんや焼酎とお米を使った「白酒」と呼ばれるどぶろくのような飲み物が定番でした。

白酒は、厄を払い清めるために飲まれていたという説もあります。

今では、アルコールが含まれていることや度数の低いお酒で発酵させると違法になってしまうことなどから甘酒になったと言われています。

今回はそんな甘酒を使った優しい甘さの「玄米甘酒ぜんざい」をご紹介します。

レシピ

ぜんざい材料

◯ゆであずきorあずきの水煮・・・100g
◯玄米甘酒・・・50g(お好みの甘さに)
◯水・・・85g
◯塩・・・ふたつまみ

◯もち・・・お好みの量

作り方

①あずき、玄米甘酒、お水をお鍋に入れて温める
②温まったら火を消し、塩をふたつまみ入れる
③器に移し、焼いたお餅や玄米白玉を入れて完成!
※玄米白玉のレシピはこちら


あんこと甘酒は、相性抜群!
寒さの残るこの時期にぴったりの優しい甘さの一品です。
アレンジとして、桜の塩漬けを添えて、春の香りを感じながらお楽しみいただければと思います。

作り方