安全・安心へのこだわり

(1)「有機」なら安全?

  現在の一般的な慣行農法では、農薬や化学肥料を使うように指導がされています。平均的には、化学肥料の散布が3〜4回、除草剤1回、防虫・病気予防の農薬散布が3回ほどです。それは、農家が、少ない人手でも効率よく稲作を行い、安定した品質のお米を提供するためで、もちろん残留農薬は基準値以下になるように計算されています。
  しかし、基準値以下とは言え農薬は農薬です。人間の体内に蓄積されて害を及ぼすことがないとはいえません。

  マイセンでは、植物性の有機質肥料と有用な微生物群で、健全で力のある土作りを行い、化学肥料は一切使用していません。
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  ただし、5人で150ヘクタールもの田んぼを管理しているので、どうしても効率化を図る必要があります。そうでないと、お客様に安定した価格でお米を提供できないのです。お米は主食です。いかに手間をかけて完全無農薬なお米でも、目の飛び出るような価格では、お客様に主食としてお届けできません。
  また、狭い日本のことです。私たちが化学肥料や農薬を使わなくても、ほんの数メートル離れた他の田んぼでは農薬を散布していることもあります。そして水は高いところから低いところへ流れます。高いところにある田んぼの水に農薬がまじっていたら・・? 雨に有害物質が含まれていたら・・・? 日本では常にその危険は残るのです。

  ですから、いわゆる「有機米」だからといって、絶対に安全なわけではないのです。「有機」専用の農薬や除虫剤があるほどです。マイセンのお米は残留農薬ゼロですが、「有機」の申請をしていないのはその理由からです。

(2)残留農薬ゼロの世界


  では、どうするか? 安全で安心なお米を届けたい。
  でも、主食に相応しい値段に抑えるには?


  私たちは、農薬の残っていない状態でお米をお届けすることを、一番大事なことと考えました。「残留農薬が基準値以下」ではダメです。前述のとおり、基準値以下でも、体内に蓄積されて体に害を及ぼす可能性があります。

「農薬そのものが残らない状態でお届けしよう!」

  そこで、研究の末、一度だけ田植えの直後に弱い除草剤を使用することにしました。そうすることによって、苗に一番日光が必要な時期に、雑草に阻害されて生長できないことを防ぎ、かつ、ほんの数名で東京ドーム40個分の広さの田んぼを管理できるようにしたのです。
  その上でさらに、10数年前より毎年、自主的に専門機関に残留農薬の検査を依頼しています。弱い除草剤といえども、少しでも安全性に不安の残るものをお届けすることはできないからです。

  おかげさまで、200項目もの詳細な検査の結果、今まで一度たりとも、基準値どころか残留農薬そのものが検出されたことはありません。
「この規模の会社で、毎年自主的に検査してるところなんてどこにもありませんよ」
検査の担当者には、半ば呆れ顔でこういわれますが、それがマイセンの誇りであり、自信なのです。これからも毎年残留農薬検査を行い、結果は全て皆様に公表していきます。

▼残留農薬検査・放射性物質検査結果

残留農薬検査結果


  科学的にもこのように立証されていますが、一番、「安全・安心」の証明をしてくれているのは、毎年マイセンの田んぼを賑わしてくれる、タニシやドジョウ、トンボやツバメたちかもしれませんね。