スタッフブログ(ほぼ日刊マイセン通信)

完全無農薬

先日「完全無農薬は難しいのですか?」

とういうご質問を頂きました。


マイセンでは、田植直後に極めて残留性の少ない除草剤を、

1回のみ使用しておりますので、

残念ながら「完全無農薬」というわけには参りません。


また、たとえ私たちが「完全無農薬」を実施したとしても、

狭い日本においては、隣との田んぼの境界はわずか30センチです。

近くの田んぼで農薬を使用すれば、

当然風に乗って流れてくる危険性もあります。


また、水も同じです。

用水の源は日本の場合大体河川です。

(マイセンはパイプラインのお陰で上流のダムです)

その川上で農薬や使用されていたら・・・。


こんな状況と想いから、

私たちはあえて有機認証を受けておりません。

(日本の有機JAS法では、

隣との境を30メートルと規定しているだけで、

現場の状況は全く無視しているとしかいえません。)


とはいえ、私たちが大切にしてるのは食の安全性ですから、

収穫したお米を任意に抽出して、

公的機関で残留農薬検査を行っております。

これまで一度も残留農薬は検出されていません。


そして、1回だけ除草剤を使用する理由は、

田んぼから雑草を取除くことが、物理的・時間的に、

どうしても難しいからです。


お米を育てることは、雑草との戦いです。

除草機を使い、田植え後から週1回の除草作業を

5~10週間(1ヘクタール当り60時間以上)続ければ、

「完全無農薬」は可能です。


しかし、たった5人で、約150ヘクタールもの

田んぼを管理している私たちにとっては、

何千時間にもなる除草作業は、とても困難なのです。


でも、私たちは現状に満足していません。

「完全無農薬」を目指し、常に新しい方法にチャレンジしています。

今年はインド有機農法を参考に、

5ヘクタールの田んぼで実験に成功しました!
実用化に向けて、まだまだ解決しなければならない点も多く、

引続き検証を続けていきます。

今後とも「安全で、安心できるお米 」を応援ください。


感謝


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