今年の春に、企業研修の一環として田植え体験にいらっしゃった皆さんが、今度は稲刈り研修にお見えになりました。
今度は、稲刈り用の鎌(かま)という刃物を使いますので、教える方も習う方も緊張が走ります。特に、稲刈り用の鎌は刃の形状がノコギリ状になっていて、万一これで手を切ろうものなら激痛が走ります。私の、左手小指にもノコギリ鎌の後がくっきり残っていて、その傷跡を見るたびに、あの痛みがよみがえるほどです。
鎌の使い方の後は、刈り取った稲を束にする方法です。今は、ほとんどコンバインというお米の収穫機械で刈り取るため、稲束を作ることは農家ですらほとんどありません。私も、年に数回するくらいです。
これがなかなか難しいのです。83歳になる私の母が講師となって、孫より年下の若者たちに手とり足とりの講義です。

見てみて、分かったつもりでも、自分で実際に束ねてみるとなかなかうまくいきません。
どうしても、初めのころは簡単にワラの束が崩れてしまします。

稲束を逆さにして、地面に立てかけ、乾燥します。
だんだんと、作業に慣れてきてお昼頃には、立派な稲束の列が並びました。

作業が進むにつれ
「腰が痛い!」とか「肌がチクチクする」と悲鳴が聞こえてきます。
それでも、最後まで額に汗して懸命に作業をこなしてゆきました。
春には幼さが残っていた彼、彼女らの顔もなんとなく頼もしく感じられました。
春と秋の研修を通じて、若者たちは食の大切さを実体験を通じて感じ取ってくれたようでした。
















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