社長ブログ(いなか百景)

2009年9月

まだマイセンでは稲刈りが残っていますが、もう周りの田んぼはすっかり稲刈りが終わり、なんとなくさびしい感じがします。そのさみしくなった田園風景に、白くかわいい可憐な花で彩りをつけてくれるのが「そばの花」です。
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空の澄み切った青さとそばの花の白色が絶妙にマッチしています。

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こんなに可愛い花から、美味しいおそばの実が出来るんです。
実に、自然というのは不思議なことを平然とやってくれるものだと、つくずく感心させられます。新そばの収穫ももうすぐです。

その新そばで、農家だけが許されるそばの楽しみ方とは!!!
完全に、熟する前の少し緑色がかった若いそばの実をあえて収穫し、それでそばを打つのです。殻ごと挽かれたそば粉はほんのり緑色をしていて、うちあがったそばもやはり、少し緑色。鼻に抜けるような新そばの香りと、若いそばの味が絶妙です。
そば好きにはたまりません。
こんな記事を書いていたら、早く食べたくなってしまいました。

 今年の春に、企業研修の一環として田植え体験にいらっしゃった皆さんが、今度は稲刈り研修にお見えになりました。
 今度は、稲刈り用の鎌(かま)という刃物を使いますので、教える方も習う方も緊張が走ります。特に、稲刈り用の鎌は刃の形状がノコギリ状になっていて、万一これで手を切ろうものなら激痛が走ります。私の、左手小指にもノコギリ鎌の後がくっきり残っていて、その傷跡を見るたびに、あの痛みがよみがえるほどです。
 鎌の使い方の後は、刈り取った稲を束にする方法です。今は、ほとんどコンバインというお米の収穫機械で刈り取るため、稲束を作ることは農家ですらほとんどありません。私も、年に数回するくらいです。
 これがなかなか難しいのです。83歳になる私の母が講師となって、孫より年下の若者たちに手とり足とりの講義です。
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見てみて、分かったつもりでも、自分で実際に束ねてみるとなかなかうまくいきません。
どうしても、初めのころは簡単にワラの束が崩れてしまします。
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稲束を逆さにして、地面に立てかけ、乾燥します。
だんだんと、作業に慣れてきてお昼頃には、立派な稲束の列が並びました。
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作業が進むにつれ
「腰が痛い!」とか「肌がチクチクする」と悲鳴が聞こえてきます。
それでも、最後まで額に汗して懸命に作業をこなしてゆきました。
春には幼さが残っていた彼、彼女らの顔もなんとなく頼もしく感じられました。
春と秋の研修を通じて、若者たちは食の大切さを実体験を通じて感じ取ってくれたようでした。

今年も、完全無農薬栽培にいくつかの田んぼで挑戦してみました。稲作の場合、完全無農薬栽培を実施するに当たり、一番大きな壁になるのが「草」の問題です。草の成長速度が、稲の苗の成長速度を上回り、はるかに速いスピードで大きくなってしまいます。そのため、なにもせずに田んぼを放っておくと、あっという間にただの草原に変わってしまうという、悲惨な結果が待ち受けているのです。いわば、農業は草との戦いとも言えるわけです。
そこで、除草剤というものが登場し、大幅に作業を低減してくれたわけです。
それでも、私たちはそれすらも使用せず、なおかつ、周りの田んぼにも影響されない、孤立した山間地のたった一つだけある田んぼを選んで完全無農薬にチャレンジしました。
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夏の日照不足にも負けず、立派に実ってくれました。もうすぐ刈り取りです。

昨日(9月3日)、マイセンの玄米から出来た玄米パンを使ったサンドイッチのお店がオープンしました。場所は、何と東京駅の真正面にある丸ビルの地下一階。通称「まるちか」の中で、お店のお名前は「3+1」と書いて「サントイチ」というしゃれっ気たっぷりのお店です。
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お店のページは
http://www.marunouchi.com/common/JP/shop/detail.cgi?SH_MSH_code=1261

おやつ代わりのサンドイッチというコンセプトで、かわいいパンが沢山並んでいます。
皆さんも、機会があればぜひ一度お立ち寄りください。
ちなみに、マイセンのお米が入ったパンは、もちろんモチモチですが、おコメ粒のツブツブ感もある、美味しいつぼ型のパンです。