この地、福井ではいまだに梅雨明けせず、曇天模様の日々が続いています。そんな中ですが、ちゃんとイネからは稲穂が顔をだしてきました。はじめは、先発隊(?)がぽつぽつと稲穂を出し始め、それから次々と1週間以内に一斉に稲穂が出てきます。まるで、皆が声を掛け合っているように一度に顔を出すのです。これも自然の神秘ですよね。
下の写真は、稲穂が出そろった田んぼです。

そして、稲穂の一つ一つをよーく見てみると・・・
かわいい、白い小さなイネの花が、もみの一つ一つに咲いているのです。
小さいながらも、ちゃんとおしべとめしべもあります。(花ですから当たり前といえば当たり前)午前9時ごろから午後3時までの間に、大体2時間ほどだけ花を咲かせています。風に揺られて、自家受粉します。この時期には、私たちは決して田んぼに入りません。イネの花を傷つけてしまうからです。

白く、見えるのが「お米の花」です。どうです、かわいいでしょう。
昨日ちょっと気取った喫茶店に入りました。ジャズが流れ、全体的に薄暗くてダウンライトの光が、ボックス席のテーブルを照らしていました。
まわりは、女性客がほとんどで、各々がおしゃべりに興じています。私は、待ち合わせのために来たので、カバンから本を取り出して読書に没頭していました。
そのうちに、注文したアールグレイの紅茶が来ました。小さく上品なポットに入っています。白地に金色のラインが1本。ティーカップとお揃いです。ごくごく薄い生地のカップは口当たりも良く、飲みやすいので大好きです。
紅茶と一緒についてきたのは、小さな小さなチョコレートと枝の付いたままの干しブドウが3つ。
上質な世界を楽しみながら、読書に夢中になっていました。そんな時、ふとカウンターに目をやると、テーブルの上に変わった生け花がありました。
「あれは何の花だろう?」としげしげと見入ると
そう、あれは「やまごぼう」です。私の家内が大好きな「やまごぼう」。
やまごぼうは、外来の野生種ですが最近よく見かけます。家の庭にも、小さなやまごぼうを植えました。
その、やまごぼうが見ごろに生けられていました。光の中に浮かび上がった姿は、とてもきれいでした。

夏の夜明けは早くて早朝はとても気持ちがいいものです。田んぼの上を風がそよぎ、大きくなった稲の頭をなでてゆきます。
こんな空気が好きで、私は、いつも早く会社に行くのですが、先日会社の前の道路に何やら怪しげな足跡が点々とついているのです。
犬にしては大きいしなぁ・・・・
ひらめいたのは、イノシシです。
間違いないでしょう。ひづめらしきものの形もあります。
とうとう、こんなところにまで下りてきたのかと、驚きです。
昨年秋に、自宅近くの用水路の中を親子連れのイノシシを見ました。びっくりでした。特に、親子連れは危険なので、静かにしていました。
あれ以来、見たこともなかったので安心していたのですが・・・・・
イノシシが収穫前に田んぼに入ると、その田んぼのお米は売り物になりません。イノシシの匂いがお米に移って、食べられなくなってしまうのです。
山間地域では、田んぼや畑に電線を張り巡らせて、電流を流してイノシシ除けをしています。行き場のないイノシシが山をつたって、こんな平地にも出てきたのでしょうか?
先日、用事があり京都に行ってきました。近くに、今宮戎神社があったので、ひさしぶりにお参りしてきました。今宮さんといえば、本当の狙いは「あぶりもち」かもしれません。
あぶりもちというのは。きな粉をまぶした親指大の餅を竹串に刺し、炭火であぶったあと白味噌のタレをぬった餅菓子または、串にさしてあぶったおかきや煎餅のことです。
京都では「今宮神社」、嵯峨の「清凉寺」が有名。特に今宮神社の店は、平安時代頃からある日本最古の和菓子屋とされ、応仁の乱や飢饉のとき今宮神社参道で庶民に振舞ったといういわれがあるそうです。
あぶり餅で使われる竹串は、今宮神社に奉納された斎串(いぐし)で、今宮神社で毎年4月の第2日曜に行われる「やすらい祭」の鬼の持つ花傘の下に入ると御利益があるのをたとえとし、食べることで病気・厄除けの御利益があるとされ親しまれています。
これが、素朴でおいしいんです。30年以上も通い続けています。

実は、今宮神社の東門前には、「かざりや」と「一和(一文字屋和助)」というあぶり餅のお店が二軒、向かい合って営業をしています。いつも、どちらに入ろうかと迷ってしまうのですが・・・・

今回は、かざりやさんの方へ入りました。

暑い日だったのですが、炭火で焼いています。

「暑いけど、涼しい顔で焼かんとあかんのやわ」とおばあちゃん。がんばっています。
実は、このおばあちゃん、なかなかの人です。外人さんと英語でペラペラ会話するからびっくりなんですよ。

ちょうど、今宮さんの境内では夏越しのためのお祓い「茅の輪くぐり」をやっていたので、家内とくぐってきました。




















