社長ブログ(いなか百景)

種の選別

2008年3月17日 | | コメント(0)


水を利用して種の選別をします。

「塩水選(えんすいせん)」という方法で、


比重の大きい塩水を作り、塩水に浮かぶ(軽い)種モミを取り除き、沈んだ(中身の詰まった良い)種モミだけを選ぶ作業です。塩水は比重1.17でかなりしょっぱいです(見ても分かりませんね)。塩水に卵を浮かべると、横に浮く程度です。
「良質な種モミ」とは、塩水選の根拠から言えばそれは胚乳(種もみの中身)内のデンプン量が多いということです。稲は発芽や初期生長において、胚乳内のデンプンを主要養分としていますので、その量が重要になるわけです。
 塩水選をすると、右の写真のように、半分ほどの種モミが浮かんでしまいます。何度もかき混ぜて、種が浮かなくなるまで選りすぐります。
 こうして二回にわたる厳しい選別を受けた種モミは、いわばお米のエリートかもしれませんね。
 病気に強く、元気でおいしいお米には、丈夫な稲が大切です。そのためには良い苗が必要です。昔の人は「苗半作」といい、苗の良し悪しでお米の出来がほぼ決定するといっているわけです。
 そして、良い苗には良い種モミが欠かせません。
だからこそ手間を惜しまず、入念に種の準備をするのです。
 今ではこんな面倒な種モミ選別作業をする農家はほとんど皆無です。農協から農薬で消毒済みの「種モミ」を購入しています。
 私たちも種モミを購入することはありますが、農薬を使用しない未消毒のものを買います。
購入した種は一応選別済みとなっていますが、もう一度マイセンでは念入りに選別をしなおします。塩水選をすると、やはり半分近くは浮かび上がってきます。ですから絶対に手抜きは出来ません。



安全で、安心できる本物のお米は「マイセン」

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