今、玄米はもちろん、雑穀米だとか古代米といった食事が見直されていますね。古代米は、一般に、生命カが極めて強く、荒れ地で無肥料・無農薬でも丈夫に育ち、干ばつ・冷水などにも強い性質を持ちます。ただ、米の性質にばらつきばあったり、栽培化された稲に比べて収量が少ない、稲の草丈が高く栽培しにくいなどの性格から、明治以降は、ほとんど生産されなくなってしまいました。
最近、古代米が白米に比べてタンパク質やビタミン、ミネラルを多く含むということがあきらかになり、健康食として話題を集めています。古代米には、黒米(紫米)、赤米、香米(緑米)などといったものがあります。
マイセンの近くの田んぼで、実験的に栽培されている黒米です。縦に、葉っぱが黒く見える稲が、黒米です。

古代米の多くは、もち米の一種で、そのままではボソボソとして、私たちが食べて「おいしい」と思う食べ物でないことが多いようです。また、紫米(黒米)などは、かなり強烈な黒紫色に炊き上がりますので、100%古代米だけのご飯を炊いて食べるのは、ちょっと・・・かもしれません。と、いうよりお茶碗半分も食べたら、胸やけがしそうな感じです。


赤米は赤飯のルーツ、黒米はおはぎ(ぼたもち)のルーツと言われています。基本的には同じ成分で構成されている赤米と黒米ですが大きく違うのはそれぞれの色素であるタンニンとアントシアニンです。健康ブームも相まって、村おこしなどで栽培する農家がまれにありますが、収穫の管理や手間が大変なことから、一般的には広がりを見せていません。
私も、以前、観賞用(生け花などにつかっていただく)に黒米の栽培を計画しましたが、採算割れで断念したことがあります。







